イベント参加報告

2018学会・研究会・セミナー参加報告

2018.02.02

画論25th 参加報告

今年も画論が開催されました。東芝メディカルシステムズからキヤノンメディカルシステムズに変更となってはじめての画論であるうえ、第25回の記念大会でした!!


去年まで東京国際フォーラムで盛大に行われていたのに比べ、今年はキヤノン株式会社 本社開催かぁ…。と老婆心ながら若干の不安を感じていました。

しかし、実際会場を訪れると完全な杞憂でした。


都内の広大な敷地にこの時期にも関わらず青々とした芝生!そして近代的な建物がいくつも立っていて、流石大企業といった雰囲気に圧倒されました。会場内も東京国際フォーラムで行われていた時と遜色なく豪華で、参加者も例年以上に多かったと思います。


本題の画論25th ですが、CT部門の上位入賞施設は19施設で、そのうち首都圏からは、湘南鎌倉総合病院様、国立がん研究センター中央病院様の2施設が入賞されていました。両施設とも大変素晴らしい内容でした。

そして、なんといっても今年は超高精細CT『Aquilion Precision』がデビューして初めての画論です。上記の国立がん研究センター中央病院様はPrecisionで腹部神経叢を描出するという、新次元の性能とテクニックを披露してくれました。


またその他にも、FIRSTを使用した小児の低被曝撮影や、Dual Energy解析とMaterial Decomposition法を用いた画像作成という最新技術を駆使した施設も入賞していました。


ただ、入賞施設の多くは最新装置や最新技術を所有している訳ではなく、アイディアや情熱の詰まった症例報告で勝負されています。そのことは、私にとって本当に良い刺激になり、また画論に挑戦しようという気持ちになります。

キヤノンになっても画論は継続していくようです。


次回の画論26thは、最新機器をお持ちの施設はもちろん、そうでない皆様もぜひご応募してみてはいかがでしょうか。キヤノンCTのいちユーザーとして、今まで以上に画論が盛り上がってほしいと思っています。


さいごに、


ご存知の方も多いと思いますが、表記は『キャノン』ではなく、『キヤノン』だそうです。


(発音は「キャノン」です)


当ユーザー会名も首都圏キヤノンCTユーザー会となっておりますので、今後ともよろしくお願いします。


平塚市民病院 藤代 渉

ページトップへ