イベント参加報告

2016学会・研究会・セミナー参加報告

2016.06.09

JRC2016参加報告

2016年4月14日(木)から4日間、パシフィコ横浜にて開催されたJRC2016に参加出来たので報告させて頂きます。


まずは今年もPhyZiodynamics(以下、PhyZio)について報告します。

初日の最終セッションにて、名鉄病院様より報告がありました。(演題番号125)

今まで行われてきたPhyZioの検討は主にノイズ低減や静止したファントムで行われたものが多かったのですが、動体ファントムを用いた検証が行われていました。

補完精度において臨床画像と乖離があり、従来通りのファントム実験や物理評価での評価が困難であると実感しました。

座長兼共同研究者の辻岡先生からは「PhyZioの特性については、今後も検討を続けていく!」とコメントがありました。今後の展開が楽しみなテーマのひとつです。


また、今年からスライドの英語化と半数近くの英語発表によって一気に国際化が進んだなと感じました。かくいう私も、初めての英語口述発表に挑戦させて頂きました。

翻訳ソフトと過去の文献の言い回しを拝借して英語の抄録、英語のスライド、英語のスピーチ原稿を作成し、さらに英会話教室でのレッスン、準備に今までの倍以上の労力が必要でしたが、達成感も倍以上でした。

また、他の先生方の英語プレゼンテーションは素晴らしいものばかりで大変勉強になりました。しかし、残念ながら私の英語力では事前にCyPosでの予習が必須であり、事前にCyPos閲覧できる技術学会のシステムの有り難さを改めて痛感した次第です。

私にとって、もっと普段から英語に触れ、勉強していく必要があると実感したJRC2016となりました。

写真は技術活用セミナー(統計学)が行われた会場入り口。天候にも恵まれ、みなとみらい感満点のロケーションでした。

平塚市民病院 藤代渉

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